料理に感動した大学生

大学一年生の時に親しくなった、男勝りな3年生の先輩が印象に残っています。彼女は、自分の事を「俺」もしくは「僕」と言い、スカートは履かずに必ずズボン姿で、上着もフリルの付いた物やシフォンのブラウスは決して着ないのです。いつも黒やグレーの、男の子っぽいシャツやTシャツを基調とするファッションでした。

足元もスニーカーと決まっていたので遠くから彼女の後ろ姿だけで判断しようとすれば、同じ学科の男子生徒と間違う事も多々ありました。
漫画「うる星やつら」の、藤波竜之介君の様な彼女は料理が苦手らしく、一人暮らししている部屋の中はいつもコンビニ弁当の容器が流し台付近に散乱していました。

なので、「ゴミ出しはしてないの?」と尋ねると「してるけど、御飯は買ってばかりだからすぐにゴミが溜まるんだよ。」との事でした。一度、パスタを狭いそのキッチンで私が作った事があるのですが、出来たのを見て「凄いなー。喫茶店の料理みたい。作れるっていいね!」と、とても感心していたのが今でも思い出に残って居ます。