新聞集金のアルバイト

新聞の集金アルバイトをやっていました。私に割り当てられた集金件数は会社・
個人合わせて約500件、1件100円の報酬で、決まった勤務時間というものは
ありませんでした。まず会社から集金をはじめるのですが、会社が新聞代を
払い渋るということはほぼ無いので簡単でした。問題は一般家庭です。
家に誰かいる時間帯が各家庭によってそれぞれ異なるので、うまく回らないと
かなりの家で空振りになってしまうのです。私は朝昼晩と各家庭を大まかに3つの
集金時間帯に分け、なるべく取りこぼしのないように回りました。しかし居留守や
払い渋りをする人も多く、来月に繰越しになってしまう家庭が次第に増えていきました。
新聞販売所からはもっとうまく集金するように注意を受け、初めは自由さを感じていた
仕事もだんだん窮屈感が増していき、ストレスがたまっていきました。
お客さんによって集金時の会話のトーンを変えてみたり、いろいろ工夫はしてみたのですが
やはり払わない人はどうしても払わない、半年で限界を感じてやめてしまいました。
ベテランのおじいさんは1ヶ月でほぼ全ての割り当て件数をクリアしていたので、
何か特別な集金のノウハウを得ていたようですが、私はちょっとその域まで到達することは
できませんでした。