時代と共に様変わりした大学の学園祭

私が大学で過ごした頃は、遥か昔の学園紛争が激しかった時代です。
当時の学園祭では、現在同様に様々な催しが行われていましたが、そのいづれにも学園紛争に匂いが色濃く出ていました。
学園祭時期に放映される映画も、ステージを飾る歌手や歌も、いわゆる反戦色が強く、単に面白おかしく楽しめる物は殆どありませんでした。
最も学生運動がピークの時期には、多くの大学はバリケード封鎖の中で、一般学生の参加は殆どなく、ヘルメット姿の過激派が、闊歩する中、彼らによる学園祭が開催されると言う事もありました。
こうした学園祭は、時代と共に大きく変わり、ステージに上る歌手もアイドルが中心となり、多くの芸人も呼ばれています。
校内には、多くの模擬店が出展され、何の屈託もない学生たちの呼び込みが響きます。これも平和な時代の学園祭としては、楽しくて良いものです。
しかし、大学ならではの、知的な側面がもっとあっても良いにではとも思います。学園紛争時代のヒステリックなほどの思想性は不要ですが、もう少し若者ゆえの社会性が滲み出る学園祭であって欲しいとも思うのは、私だけでしょうか、、。