木枯らしが吹くころ

大学では音楽サークルに所属して、ロックバンドでドラムをたたいていました。
年に何回かのコンサート、そして文化祭が発表の場でした。特に学園祭は楽しかったです。
学園祭の前は、練習は部室でしましたが、友達の下宿に泊まり込んで、ほとんど合宿状態でした。自炊して、練習して、酒を飲んで、という生活が学園祭まで続きます。
学園祭でで、1日に何度も演奏したり、24時間どこかのバンドが演奏し続ける徹夜コンサートをしたりと、若くなければできないような、おバカなこともしました。
正門を入っても、教室にはいかず、いつも部室へ直行していました。
そもそも午前中は寝ていて、学校へ行くのが午後の4時ごろなのですから、授業などやっているはずがありません。そして練習の後は、酒を飲んでバカ騒ぎです。これが夜中まで続きます。
学園祭は毎年11月にやると決まっていて、そろそろ寒さが身に染みる頃でした。
それで、木枯らしの吹くころになると、ちょっぴり苦いような、懐かしいような気とともに、学園祭を思い出すのです。