楽するはずが一転して大変なことに

その日、バイト終わりに先輩の家で遊んでいた私は、そのまま先輩の家に泊まらせてもらうことになりました。朝になり、大学に向かわなければならない時間となります。しかし、先輩の家は駅まで少し距離がありました。最初は駅まで送ろうかという話になっていたのですが、どうせなら大学まで送ってあげようということになりました。電車の混雑に巻き込まれることがなくなるので私にはうれしい話です。喜んでお願いしました。
しかし、問題が発生します。大学への行き方が分からないのです。先輩とは言ってもバイトの先輩であり、大学の先輩ではありません。先輩は大学の場所を知りません。車にはナビがなく、加えて場所を知っているはずの私は方向音痴。走らせていくたびにどんどん迷ってしまいます。ゆっくり登校できるはずが、むしろ電車に乗っている方がまだマシだと思う結果になってしまいました。
結局、着いたのは授業が始まって10分後のこと。出席を取る授業だったのですが、あえなく遅刻扱いになってしまいました。