海賊の歴史を展示する

学園祭を開催する上で出し物を決定するのですが、その時にありきたりのお化け屋敷や、焼きそばを売るお店ではなく、注目を集めるものもやろうと話をして、決まったのが海賊の歴史を展示していくという内容でした。

海賊については、アニメの主人公などで有名ですが、そのようなアニメのキャラクターを紹介するのではなく、本物の海賊のことです。中世の歴史を紹介しながら、その中で海賊が誕生した秘密などを紹介していくのですが、文章だけになると面白くないので、海賊をイメージしたオブジェを大量に作ったのです。

最もインパクトを与える海賊の船を出来るだけ大きく作ろうと段ボールを集めて、設計図をしっかり作りました。話し合っているうちに段々と巨大化していき、クラスの壁一面に海賊船を展示することになったのです。

大砲を出し入れする小窓や、幌にかかっているロープなども再現し、遠目でも海賊船だとすぐに分かるオブジェが出来上がったのです。展示中は好評で賞賛されたのですが、終わってから壊すときにはとても悲しい気持ちになったのです。