温泉旅館アルバイト中の出来事

10代の頃、温泉旅館でバイトをしていた時の思い出は色々あるのですが、よく覚えているほのぼのした事件をいくつか紹介したいと思います。

一つは、生まれて初めて蜘蛛の捕食シーンを見たこと。
種類はなんだったかわかりませんでしたが、ものの本やTVなんかで見た通り、糸で獲物をぐるぐる巻きにして~~っていうアレですね。アレが大宴会場を掃除していると、窓ガラスの向こうでやっている光景を見つけて10代の私大興奮。一緒にいた、旅館主の娘さん(当時小学校3年生でした)と一緒にヒートアップ。
よくよく考えなくても、仕事中に「すげー!」と大喜びしている高校生を後ろから見ていながら、とくに大きな注意もせず暖かく見守ってくれた同僚のおばちゃんの優しさが今更ながら身に染みます。

もう一つは、林間学校の生徒たちのために布団を敷いてあげていた時のこと。
大抵キャンプファイヤーなり肝試しをして、出払っている間に布団を敷きます。その時も例に漏れず、部屋の片付けや窓の戸締りをしてから布団を運び込むのですが、その時、同僚の男性は窓の戸締りをしていました。
ハンガーにかかったセーラー服が変に引っかかっていたので取る作業をしていたその同僚が一言。
「なんか女子学生のセーラー服まさぐっているみたいで変な気分になるなぁ」
……おい、やめろ、これからその作業をする時毎回そういう気分になるじゃないか!!

基本的に毎日がこんな調子の気楽な職場でした。