猫を飼い始めた友人

大学の近くのアパートで一人暮らしをしている同じゼミの友人がいました。その友人のアパートに遊びに行くことが何度かあったのですが、ある日、行ってみると同居人が増えていたのです。

それは、とても小さな赤ちゃん猫で、常に「ミャー」と鳴いているような、生き方を何も知らない赤ちゃん猫でした。何故いきなり猫なのか聞いてみたら、アパートの近くで鳴いているのを見つけて保護したというのです。

確かに見ていてかわいいですが、トイレの処理などを毎日続ける必要があるので、「中途半端に飼うくらいなら、元の場所に戻してきたほうが良いのでは?」と言ったのです。しかし、既に数日一緒に暮らしているので、情が移ってしまい、飼い続けると言っていたのです。

それなりの覚悟があるようで、赤ちゃん猫も良い飼い主に拾われたと思ったのです。ただ問題があって、その友人のアパートはペットを飼うことは禁止なのです。なので、猫の鳴き声は隣の部屋にも聞こえているはずなので、まずい状況だと思ったのです。

その後も飼い続けていましたので、不動産屋さんに告げ口する人はいなかったようなのです。