自主制作映画・1本目で挫折

大学でサークルは映画研究会に入部し、作りたいと思っていた自主制作映画。しかしいくつもの障害が待ち構えていました。録音機能が付いていないカメラなので同時録音ができない。ライトが無いので夜間撮影も室内撮影も雨天撮影もできない。そんな悪条件の下、作ってみたいという情熱だけを頼りに、監督に指名されて初めて自主制作映画に取り掛かりました。内容は大学生の卒業までを描く青春物です。当時3年生の部の先輩たち4名を登場人物にして筋書きを考えました。一番モテそうな男の先輩を主人公に抜擢。公園を散歩しながら将来のことについて話し合う4人。公衆電話から逢ってくれない彼女に連絡して振られ、寂しく去る主人公。講義の終わった教室で、それぞれの進路を話し合う4人。駅で電車に乗り、去っていく友人たちを見送る主人公。他愛の無い物語でした。一番苦労したのは最後のアフレコです。台詞と口の動きを合わせるのが大変でした。ところが後日、上映してみると雑音がひどくて聞き取りにくい。映写機を観ながらの録音で映写機の音まで入っていたのでした。先輩たちに再テイクをお願いしましたが拒否されて、それで完成品になりました。もう二度と作るものか、とまで思うほど情けなかったです。3年生の時に作り直して溜飲を下げました。