苦悩の時間

大学時代に最も大変な時期は、研究活動をしていたころでした。理学部で地球環境系の研究をおこなっていましたが、指導教員が厳しく、その環境に慣れませんでした。専門分野は自分の好きな分野だったのですが、やはり生活の環境が大事だったようで、研究にも身が入らない状況でした。やればやるほど文句をつけられ、叱られ、なぜこんなことをしているのだろうと分からなくなりました。
元々、将来の仕事も研究に関することをしたいと考えていましたが、研究を始めてからその考えも変わって、研究は無理だ、企業へ就職しようと考えるようになりました。理学部というのは工学部などのように、手に職タイプの学問ではありませんし、当時の研究を活かして就職というのもありませんでした。そうなると、さらに研究は将来に活かせないなら、やっている意味があるのだろうかと悩むようになり、ならば将来のためになることをしようと考えました。それからというもの、研究はそこそこやって、多くの時間を趣味や独学に費やしました。
それが正しかったのかは分かりませんが、自分の本当にやりたいこと、必要なことをするという点では、良い時間をすごせたのではないかと考えています。