落語研究部

大学生になったら何かサークルに入ろうとは考えていた。けどまさか自分がこれまでの18年間の人生で一度も触れたこともなければ興味を持ったことも無い落語のサークルに入部するとは夢にも思っていなかった。そう、私は大学の4年間を落語研究部で過ごしたのだ。ではなぜ私が落研に入部したのかというと、早い話が勧誘しに来た学生に一目惚れをしたからだ。そりゃもう生まれて初めての一目惚れは破壊力抜群でどうしてもその人との接点が欲しかった。そんな不純な動機で入部したサークルだったが、入ってみれば案外楽しく、普段接点のない学年や学部の人とも知り合えたし、学祭では着物をきて寄席に参加したり、三味線まで習い始めたり(寄席で演者がステージに登場する時の音楽に使用)、年に一度サークルで旅行に行ったりとなんだかんだで四年間楽しく過ごせた。そして最も私が入部して良かった点は、人生初の彼氏をゲットしたことである。もちろん、一目惚れしたあの人をだ。