迷信を信じていた先輩

大学のサークルでは、必ずと言っていいほど「飲み会」というイベントがあります。
そのサークルがスノボーサークルであろうと畑サークルであろうと、大学生と飲み会には切っても切れない縁のようなものがあります。
かく言う私が学生時代に所属していたサークルは「ジャズサークル」で、何かとお祝い事や歓迎会・送別会をこじつけて飲み会を開いていました。
私はお酒をほとんど飲まないため、飲み会への参加は消極的で、いつも隅の方でピーナッツなんかを食べていました。そのため部員の動向を観察していたのですが、飲み会の席で必ず吐く人間がいるダメなサークルであることが判明したときは悲しかったです。
特に「吐くたびにオレは強くなる」がポリシーだった先輩は、飲み会には驚異の参加率を誇る暇人で、誰よりも店に長居し誰よりもお酒を飲んで吐いていました。
吐くたびに強くなっているわりに、先輩は卒業まで吐き続けていたので、お酒を飲んで吐くと強くなるというのは真っ赤な嘘です。