高校までとはまったく違った人間関係得た話

女性はグループをつくることが好きですが、大学時代というものは、群れなくてもやっていける唯一の機会だったように思います。私は女子どうしの人間関係にうんざりしていたため、大学ではいわゆる「ぼっち」を通そうと決めていました。好きな勉強をすることにだけ集中していたかったのです。
しかしある日、同じゼミの子たちが講義のあとみんなで博物館の特別展へ行こうと計画しているのを聞いてしまいました。一人の子がタダ券をたくさん手に入れたと話していたのです。
その特別展は私が以前からものすごく興味をもっていたのに入場料が高く、行くことができずにいたものでした。
羨ましさに耐えきれず、私も連れていってくれない、と話しかけてしまいました。
同じゼミ生とはいえほとんど話したこともない人たちだったので、みんなびっくりしていました。
が、人数は多いほうが楽しいと快く承諾してくれ、みんなで博物館へ行きました。
やがて彼女らは高校までの女子グループとは全く違うことがわかりました。無駄なやりとりや人間関係はなく、みんなひたすら研究の話ばかりしていたのです。みんなも私と同じオタクだったのです。それ以来、私はゼミ仲間と話すようになり、楽しい学生生活を送ることができました。