1年生の講義に参加する先輩の話

大学4年生になった時、手続き上の問題から実は卒業する為の単位の数が足りないということが判明し、4年生なのに1年生の講義を幾つか受けていました。尚、これはあくまでも大学側(単位取得の制度)に問題があったわけで、私がさぼっていたとか成績が悪かったというわけではありません。

それで英会話や犯罪心理学などの1年生の講義を選んで受けました。いわゆる一般教養科目というものですがこれがなかなか面白くて毎週楽しみにしていました。1年生のクラスの中で私1人だけが年上だったのですけれども、高校を卒業して大学に入学したばかりの弟や妹くらいの人達に仲良くしてもらい、こういうのも良いなと思ったものです。

最初はひとりぼっちで悲しかったのですが、半年後には男子学生だけでなく女子学生達からも気軽に声をかけてもらえるようになり、また私が留年しているわけではないことを知ると勉強を教えて欲しいと頼まれたり、あるいは一緒にご飯を食べに行きませんかと誘われたりして気軽に接してくれるようになりました。

私はどちらかというと先輩や同学年の人としか接しないタイプなのですが、そのときに初めて後輩と言える人達と接することができて本当に貴重な時間を過ごさせて貰ったと思っています。